親世帯の3大ポイント

基本情報

親御さん世帯に参考にして頂きたい、3つのポイントについてご紹介したいと思います。

ポイントは、『繋がり』『バリアフリー』『生きがい』の三つです。
今回は、この三つの中の『繋がり』『バリアフリー』についてご紹介します。
『生きがい』はまた次回!

『繋がり』

人との関係が薄れてきていると言われている昨今、来客の回数が減ってきています。しかし、アクティブシニア世代からすれば、ご友人を呼んだりする方も多くいらっしゃいますし、年末やお盆などご家族が集まることは、まだまだあります。

そんな時に、広々としたリビングがあると大活躍します。当たり前ですが!

広々とした空間で、季節の行事ごとや家族との触れ合いを楽しめたり、ご友人たちとのひと時を楽しめるのは、何よりの楽しみではないでしょうか?

また、理想で言えば、その横に三枚引き違い戸で仕切られた、客室があれば、たとえ広くリビングが取れなかったとしても、引き違いを空ければ、リビングと一体となった大空間にもなりますし、子供たちがお昼寝などをする時にも活用できます。もちろん、宿泊される方の宿泊部屋としても活用できるので、お勧めです。

更に、縁側や室内土間を設けておけば、近所の方がひょっこり顔を出していけるような造りにしておけば、気軽に立ち寄れる憩いの場とすることも出来ます。

『バリアフリー』

元気なうちに、いつまでも快適に過ごせるように、考えておくことをお勧めします。

建具(扉等):

ドアタイプだと開けた時に体が逃げる形になり、身体が動きにくくなっている時はバランスを崩しやすくなります。加えて、車いすに乗ることになった時は、開けにくいので、基本引き戸とします。

玄関:

玄関やホールは広く、框の高さを高すぎず、しかし、段差の意識を持ってもらえるように16cm程にします。框は、外からの埃を室内に入れない役割もあるので、室内を綺麗に保つためにもある程度の段差はあった方が良いと思います。また、手摺りをつけておくことでも段差の意識を持てますし、必要となった時にすぐに使えるので安心です。

手摺はまだいいよ。という方は、下地だけでも入れておくと、後付けでつける際もすっきり見せられます。

リビング:

各部屋に直接つながる配置をお勧めします。
そうすることで、生活動線がシンプルになり、身体が弱ってきたとしても日常生活が楽になり、「動くのが億劫」というのを軽減します。
また、最近の住宅は高い断熱性能を有し、家全体の室温差が少なくなってはいますが、洗面脱衣やトイレがリビングに続く配置であると、室温がより一定になり易く、ヒートショック予防にもなります。

トイレ:

車いすを使用することになったことを考え、間口を広く取っておくことをお勧めします。
手摺りについては、必要に応じて設置することも出来ますので、必要となったら設置するでも大丈夫です。ただ、後付けの場合は、手摺りを取り付ける為の下地は新築時に入れておいた方が、下地が外に出ないで済み、すっきりと見せられます。

浴室:

浴槽が深い(40cmより高い)と、浴槽をまたぐのに危険が伴いますので、30~40cm程のものを選ぶと良いでしょう。また、縁が広めのものを選んでおくと、腰を掛けて出入りが出来る為、安心です。

床材は、出来るだけ滑らないものを選んでおくと転倒防止になります。

手摺りについては、浴槽への出入り用の縦手摺りや立上り用の横手摺り、浴室への出入りに使う横手摺り等はあらかじめ入れておいても良いでしょう

寝室:

リビングに隣接し、トイレ、浴室などに近い配置をお勧めします。理由はリビングの時と同様に、生活動線がシンプルになりいつまでも快適に動くことが出来るからです。これは、弊社の社長・専務が自宅で実践し、体感済みの配置です。

『まとめ』

過ごしやすいのびのびとした空間は人を呼び込み、生活を明るくします。また、将来の事を考えて、準備をしておくと長く快適に過ごすことが出来ます。

『繋がり』と『バリアフリー』は是非、頭に入れておいていただきたいポイントです。

次回は、『生きがい』についてご紹介したいと思います。今までの二世帯住宅の発想とは少し違った視点でプランすると、気兼ねなく楽しめる空間が出来ます!お楽しみに。

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